【ガンディー名言集】明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。

教養/豆知識

前回、掲載しました【ガンディー】最強の武器!?非暴力・不服従により世界を変えたインド独立の父の記事ではガンディーの生い立ちや偉業などについて紹介しました。
今回は、それに続きましてガンディーの名言集についてまとめてみました。その名言に対しての私自身が感じたことについてコメントしました。是非ご覧になってみて下さい!!

 

●ガンディー名言集

「重要なのは行為そのものであって、結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、自分の力でどうなるものではなく、生きているうちに分かるとも限らない。だが、正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ。」

日本で有名な「人事を尽くして天命を待つ」であるとかアドラー心理学的の「課題の分離」の発想にとてもよく似ている考え方だと思いました。
どうせ上手くいかないだろう、上手くいかない気がすると思って行動をやめてしまうことは、きっと多くの人がそうだと思いますが、ガンディーはこれに異を唱えます。「とにかく自分が正しいと思うことをやりなさい。」とガンディーは言います。それは「何もしなければ、それこそ何の結果も得られない。」からと唱えます。確かに結果は大事ですがその前に行動が必要不可欠になります。そして、その行動には勇気が必要になります。その勇気を持つためには信念がきっと必要なのだと改めて気づきました。
これは成果主義が幅を利かせる現代において多くの人が忘れている考え方ではないでしょうか。

「人間は、その人の”思考の産物”に過ぎない。人は”思っている通りの人間”になる。」

これについては、こんな事例を思い起こしました。日本人の陸上選手は100m走で10秒を切ることは無理だと言われ長らく10秒の壁を越えられませんでした。しかし、2017年に桐生選手が9秒台をマークすると、サニブラウン運選手が2019年、小池選手も2019年に9秒台を出すなどあれよあれよと10秒台の壁を超えたのです。こうした、日本人には10秒の壁を超えることはできないという思考を桐生選手が壊したことで、後の2人が9秒台をマーク出来たのではないでしょうか。ものの見方によって、人間の可能性は無限に広がると改めて感じました。

 

「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。」

この言葉を聞いて、アップルのスティーブ・ジョブズがかつて「今日やることは明日死ぬとしてもやりたいことか?」と自分に問いかけていたことを思い出しました。
明日死ぬかのように生きろとは遊んで生きろということでは決してなく、「明日死ぬとしてもやりたいと思えるような努力をしなさい」とガンディーは言っているのです。明日死ぬということを常に考えながら行動することはとても難しいと思いますが、今日一日を大切に生きるということを改めて考えさせてくれる言葉です。そして、「永遠に生きるかのように学べ。」という言葉にはいくつになっても学ぶということの大切さ、謙虚に学ぶ続ける姿勢が大切なことを感じさせられます。

「握り拳と握手は出来ない。」

この言葉には、強い非暴力の精神を感じます。サティヤーグラハという活動により、インド独立を果たしたガンディーが言うからこそものすごく説得力があります。

 

「人間性への信頼を失ってはいけない。人間性とは、大海のようなものである。ほんの少し汚れても海全体が汚れることはない。」

一部分の人間性の汚れや欠陥があってもその人間自体を否定するにはいたらないという考え方といえるのではないでしょうか。他者のあるいは自分の人間性はとても大きな海のようなスケールのものであり、私たちが見えている相手の人間性や自分が知っている自分自身の人間性はほんの一部分なのかもしれません。

 

「弱い者ほど相手を許すことが出来ない。許すということは強さの証だ。」

寛容な心を持つには余裕が必要になります。ただ無関心になるということではなく、相手を受け入れる姿勢をまずは持ちたいと思います。

「あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう。」

人々のことを考え、常に行動をおこしてきたガンディー。その行動の指針となったのは、やはり自分自身の夢や生きる目的を見つけ出したからだと思いました。

 

「多くの犠牲と苦労を経験しなければ、成功とは何かを決して知ることは出来ない。」

成功とは果たして何か。成功者と世間で呼ばれている人がいるが、そう呼ばれる人たちに憧れや嫉妬を抱く前に自分自身が多くの犠牲と苦労を経験する人生を歩むように心がけたいと思いました。

 

「強さは肉体的な力から来るのではない。それは不屈の意志から生まれる。」

差別や支配という猛烈な逆境に耐え、非暴力・不服従という手段で対抗したガンディ―。彼が言うからこそ説得力があり、そして、改めて自分自身の芯となる意志が何ものにも負けない最強の武器であるということを感じさせられます。

 

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