真面目は損する!?メンタリストDaigoから学ぶ「発想力」とは!?

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今回は損したくない!アイデアマンになりたい!発想力を高めたい!と思う方におすすめの内容になります。Daigoさん曰く、発想力のない人は人生において大変損をしてしまうそうです。その理由と対策についてご紹介するとともに発想力やアイデア力を高める方法やそのメリットについて解説したいと思います!
(本記事はDaigoさんの著作『超発想力』より抜粋しております。)

 

●発想力を身につける3つのメリットとは?
1.成果が上がる 2.変化に強くなる 3.幸福度が上がる といった3つのメリットがある。

1.成果が上がる
発想力やアイデア力がある人は何をやるにしても楽しめるため成果が上がりやすい。上手くやろうとするよりも楽しんでクリエイティブに取り組んだ方が最終的な成果が高くなることが分かっている。
コツコツ真面目にやることも大事だが、それ以上に「もっといい方法がないか?もっとクリエイティブな方法はないか?」という視点を持って楽しむことが重要である。そうした取り組み方の方が継続出来て最終的な成果が上がるということである。これは、意識が結果から過程へと向き直るためである。しかし、継続することは誰にとっても難しく、その大きな理由としては飽きるからである。運動習慣、食習慣など大切なことでも飽きるとつまらなくなり、継続出来ないのである。つまり、飽きることが挫折の一番の原因なのである。この対処法として、発想力があり、より良いやり方や、改善点を模索しながら取り組めば楽しさが持続し、結果的に成果が上がるのである。まさに、「好きこそものの上手なれ」である。

2.変化に強くなる
発想力がある人の方があらゆる変化に強い。現在の様な変化が激しい時代は、変化に強い人間が有利である。いわゆる副業や投資などはやらなくても生きていけるが、人生を豊かにする一つの手段としてなかなか有効なものである。こうした時代において、副業や投資について勉強することは便利であり、とても大切なことと言える。つまり、現在の様な変化が激しい時代は発想力の価値が高まっており、クリエイティブな人の方が時代の変化についていけるというわけである。ものすごく簡単に言うと頭が固いおじさんやおばさんにならないようにということである。

3.幸福度が上がる
クリエイティブな考え方や遊び心を持っている人の方が幸福度が高いことが様々な研究で明らかとなっている。つまり、先ほどから述べている「もっといい方法がないか?もっとクリエイティブな方法はないか?」という姿勢を持っている人の方が幸福度が高いのである。クリエイティブとは何かとんでもなくレベルの高い発想力が必要なわけではなく、好奇心や創意工夫の姿勢を持つことが大切であり、それらを持つことで何事も楽しく取り組めるということである。ここで大事なポイントは、他人と比較するのではなく、自分に合ったやり方やサイズ感で好奇心や創意工夫を持つことが重要である。自分に合ったやり方やサイズ感で取り組むことで幸福度が上がるのである。そして、クリエイティブな活動はストレス解消の効果が高いと言われている。クリエイティブな活動とは絵を描くやDIYをするやブログを書くなどであり、これらはストレス解消効果が高いとされている。

 

●発想力を高める5つの方法とは?
1.リーキー・アテンション 2.体の動きを利用する 3.無意識を利用する 4.高速思考を使う 5.ヤヌス的思考法といった5つの方法がある。

1.リーキー・アテンション
リーキー・アテンションとはリーキーが「漏れる」アテンションが「注意」なので直訳すると、注意が漏れている状態という意味である。例えば、トイレをしている時に脳の半分はトイレ、もう半分は別のことに意識が漏れ出しているという状態のことである。こうしたリーキー・アテンションな状態の時に良いアイデアが浮かびやすいということが分かっている。つまり何か良いアイデアが欲しい時は、注意がそれやすい環境で考えた方が良いということである。人間は、あえて違うことを考えている時の方が発想力が上がるのである。

2.体の動きを利用する
これは、体を動かしながら考えた方がアイデアが浮かびやすいというものである。具体的には外を歩きながら考えるというものがある。これはスティーブ・ジョブズが採用した方法で有名であり、体を動かして考えた方がアイデアの質と量の両方を満たした発想が出来ることが色々な研究で分かってきている。運動については考える余裕があるくらいの運動が有効であり、例えば座らずに本を読んだり、考えたりするのも有効である。また話す際もジェスチャーや身振り手振りと言ったボディーランゲージを使った方がアイデアが浮かびやすいとされている。

3.無意識を利用する
これは、無意識の時に良いアイデアが浮かびやすいというものである。具体的には、良いアイデアは仕事とは無関係のタイミングで良いアイデアが生まれるということであり、これについても様々な研究で明らかにされている。無意識のタイミングとはトイレやお風呂などのリラックスしている時であり、こうしたことから、仕事から離れる時間やリラックスしてボーっとする時間はとても重要なのである。余暇の時間はストレス解消効果があるだけでなく、アイデアが浮かびやすいというメリットがあるのである。

4.高速思考を使う
これは、いつもよりハイスピードで物事を考えるみるということである。高速で考えることですぐに行動しなければいけないという気持ちにつながり、エネルギーが増えることが分かっている。動画をハイスピードで見たり、ビジネス書をハイスピードで読むなどできるだけハイスピードでアイデアの書き出しをすると発想力が上がるのである。

5.ヤヌス的思考法
これは、両立しないと思える正反対のものを同時に成り立たせられるないかを考える思考法のことである。矛盾を意図的に見つけてそれを解決できないか考える思考法のことであり、具体的には、甘いものを食べたいが食べたら太ってしまうという相反する2つの状況を解決できないか考えるといったものである。「食べても太らないケーキはないか」「カロリーをすぐに減らせる運動はないか」など相反する問題を解決出来るように考えるのがヤヌス的思考法である。つまり、相反する要素を乗り越えようと考えた方が新たなアイデアが生まれやすいということである。

 

●発想力を高める5つの小ワザとは?
1.シャワー 2.音楽 3.壮大なもの 4.観葉植物 5.お茶 の5つが小ワザである。

1.シャワー
シャワーは気分転換やリラックスの点からアイデアを思いつきやすい。シャワー中にアイデアが浮かびやすいという研究報告がとても多い。例えばビバルディの”四季”がよいとされている。

2.音楽
音楽についてはアイデアが浮かぶやすいものがあり、楽しい曲がアイデアが浮かびやすく、かつ歌詞がない曲であればよりアイデアが浮かびやすいとされている。例えばビバルディの”四季”である。
↓こちら(ビバルディの”四季”)


アップテンポなメロディ、ポジティブな気分や高揚感を与えてくれる音楽が良い。

3.壮大なもの
壮大なものは想像力を上げる。具体的には、遠いところや国に出かける、遠いところなどの映像や写真を見るというだけでも想像力が上がるとされている。SF小説、映画や異文化の人との交流、夜空を見るなど壮大なものは人間の想像力を上げるのである。

4.観葉植物
植物のリラックス効果は大きい。ストレスの低減や疲労感の低下や集中力が上がるなど多くのメリットがある。もしくはPCの待ち受け画面やスマホの待ち受け画面を大自然の写真に変えるだけでも効果があるとされている。そこでポイントは緑色の自然のものが効果があるとされており、山や植物などが良いということである。

5.お茶
お茶のリラックス効果でアイデアが出やすい。抗酸化作用(身体が酸化すると、老化や血管の老化が進んだり、シミやシワ、肌あれなどの肌トラブルが起こったり、生活習慣病やがんの引き金になったりと、さまざまなトラブルの原因になると言われており、こうした身体の酸化を抑える作用)があるので、体調が良くなり、カフェインが入っているので集中力が上がるとされている。

●結論
・真面目な人ほど人生において損をし、アイデアマンは人生において得する。
・発想力やアイデア力は特別な才能ではなく、技術を磨き訓練することで高めることが出来る。

 

●感想
まず、発想力やアイデア力は特別な才能がある人だけが持っているものだと思っておりましたが、技術を磨き訓練することで発想力は高めることが出来るというのは目からウロコの情報でした。そして、リーキー・アテンションはマルチタスク(マインドフルネスの記事で良くないことの1つとして挙げています。)のように意識して同時作業するのとは違い、注意が無意識に漏れて別のことを考えている状態はとてもアイデア力を養うのに役立つということも面白いと思いました。ボーっとする時間は大事な時間として、1日の中に持っておきたいと思います。

 

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