大河ドラマ『青天を衝け』8話~14話ざっくり解説まとめ!~渋沢栄一~

映画/ドラマ

この記事は渋沢栄一の『青天を衝け』のまとめになります!
(※ネタバレありになりますのでご注意ください)
まだドラマを見てない方、見落としてしまった方などこちらの記事を参考にしていただければと思います!ドラマを見てないけど気になっている方は今からでも遅くありませんので是非『青天を衝け』をご覧になってみてください!
途中色々な余談や個人的な感想を挟みますが、ご了承ください。
(前回掲載しました渋沢栄一の『論語と算盤』についても是非ご覧になってください!)

 

●ざっくり解説まとめ(8話~14話)
8話 栄一の祝言 (2021/4/4放送)

渋沢栄一(吉沢亮)は、従妹である尾高千代(橋本愛)に結婚を申し込みます。そこに待ったをかけたのは、恋敵である従兄である渋沢喜作(高良健吾)。喜作と剣術の試合をして栄一は負けてしまいます。しかし、千代の気持ちに気づいた喜作は栄一に千代を託すのでした。めっちゃ喜作空気読める人間で良かった~拍手
一方、幕府では、大老井伊直弼が独断で日米修好通商条約を結び、大問題へと発展します。この独断による調印に意見をした慶喜(草彅剛)と実父徳川斉昭(竹中直人)に処分が下り、安政の大獄という弾圧が始まります。

 

9話 栄一と桜田門外の変 (2021/4/11放送)

井伊直弼により、幽閉された徳川斉昭や慶喜は無言の抵抗を続けます。こうした中、井伊直弼は桜田門外の変で暗殺されてしまいます。そして、徳川斉昭も突然死去してしまいます。
江戸から帰ってきた尾高長七郎(満島真之介)の話を聞き、栄一と喜作は尊王攘夷思想に傾倒し盛り上がります。数々の身分差別を幼い時より経験してきた栄一だからこそ尊王攘夷思想に反応したのでしょう。そして、父市郎右衛門に江戸に行かせて欲しいと懇願します。

10話 栄一、志士になる (2021/4/18放送)

暗殺された井伊直弼に代わり老中安藤信正が孝明天皇の妹和宮に将軍徳川家茂への降嫁(皇女や王女が皇族・王族以外の男性に嫁ぐこと)を進めます。朝廷との結びつきを強めた徳川幕府ですが、これにより尊王攘夷の志士に火をつけてしまうのでした。
一方、父の許しを得た栄一は、江戸に来て喜作に連れられ大橋や河野といった尊王論者に出会い、志士になることを決意します。そして、江戸から戻った後、妻千代との間に子を授かります。

 

11話 横濱焼き討ち計画 (2021/4/25放送)

栄一と千代に第一子市太郎が生まれますが、はしかによりすぐに亡くなってしまいます。栄一と千代は激しい悲しみに襲われてしまいます。
一方、尾高惇忠(田辺誠一)は攘夷の口火を切ろうと、横濱の外国人居留置地の焼き討ちをする計画を立てます。栄一は、喜作とともに横浜焼き討ちのために江戸で武器を集め、尾高惇忠達の元に送ります。大事な息子を失った栄一は、やり場のない気持ちを攘夷思想にぶつけようとしたのではないでしょうか。
そして、市太郎が亡くなったあと、長女うたが生まれますが、栄一は天下のために働きたいと父市郎右衛門に勘当してもらうよう進言するのでした。

12話 栄一の旅立ち(2021/5/2放送)

横濱焼き討ち計画の実行を目前に再び江戸を訪れた栄一と喜作は一橋家家臣の平岡円四郎(堤真一)と出会います。平岡に栄一と喜作は大きな志を語ると、平岡は自分の元に仕えてみてはどうかと進言するのでした。
一方、京から帰ってきた長七郎は涙ながらに「こんな子どもだましの愚かなはかりごとは、即刻やめるべきだ」と横濱焼き討ち計画を止めてきます。長七郎の話を聞き、自分が間違っていたと気づいた栄一は千代に謝り、長女うたを抱きしめます。
計画を断念した栄一は、父市郎右衛門に全ての計画を打ち明けて村を出て京に向かうことを話します。この頃、政(まつりごと)の中心は江戸から京へと変わっていたのです。そして、栄一と喜作は京へと旅立ちます。

 

13話 栄一、今日の都へ (2021/5/9放送)

村を出た栄一と喜作は無事京にたどり着きます。これには、平岡円四郎の妻やすから託された証文(平岡円四郎の家臣と示すもの)が大きな助けとなりました。時は1864年、栄一24歳の頃になります。そんな中、尾高惇忠から長七郎が人を斬って捕まったという文が届き、栄一達が長七郎に宛てて書いた文がお上に渡ってしまったことを知ります。長七郎に宛てて書いた手紙には横濱焼き討ち計画の事も書かれており、栄一と喜作は捕まることは確実と考えます。
そんな中、平岡円四郎に呼ばれ、全てを話すと一橋家の家来になるように提言します。平岡さんはまさに命の恩人ですね。

14話 栄一と運命の主君 (2021/5/16放送)

命の恩人である平岡さんに一橋家の家来となるよう提言を受けた栄一と喜作ですが、慶喜に自らの意見を建白することを条件にします。ここに来てめっちゃ強気ですね。笑 今まで倒幕を掲げていながら急に方向転換は出来ないというプライドがあったのです。
平岡さんはそんな条件を断らず、馬で移動中の慶喜の目に留まるようにしろという助言を与えます。めっちゃ温かい人ですね。ここで栄一と喜作は馬に乗って通り過ぎる慶喜に名を名乗り、直接意見を述べると屋敷へ呼ばれることに成功します。そして、屋敷で意見を述べ、ついに一橋家で働くことになったのでした。

 

●感想
激動の時代、幕末において栄一と喜作はなんとか生き延びながら京都までたどり着きます。平岡円四郎という方の存在を全然知らなかったのですが、この人のおかげで倒幕や攘夷思想から脱し、一橋家の家臣になれたという事が分かりました。運や環境に恵まれながらも地方の農民が志のみで一橋家という幕府の名門に取り入れられるのは冷静に考えるとめちゃくちゃすごいと思います。

 

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