大河ドラマ『青天を衝け』18話解説まとめ!(2021/6/13) ~渋沢栄一~

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この記事は渋沢栄一の『青天を衝け』18話(2021/6/13放送)のまとめになります!
(※ネタバレありになりますのでご注意ください)
まだドラマを見てない方、見落としてしまった方などこちらの記事を参考にしていただければと思います!ドラマを見てないけど気になっている方は今からでも遅くありませんので是非『青天を衝け』をご覧になってみてください!
途中色々な余談や個人的な感想を挟みますが、ご了承ください。
(前回掲載しました渋沢栄一の『論語と算盤』についても是非ご覧になってください!)

 

18話 一橋の懐 (2021/6/13放送)

●あらすじと感想
①天狗党討伐へ

筑波山で結集した天狗党は一橋慶喜(草彅剛)を頼って西へ向かってきます。しかし、季節は冬、寒い中落ち武者の様に震えています。
そこに、成一郎(高良健吾)は、一橋慶喜からの密書を武田耕雲斎に届け、密書をみたことで耕雲斎は慶喜公を追い詰めていたことに気づきます。これにより、耕雲斎は征討軍に加わっていた加賀藩に降伏を決めますが、その後悲しい運命が待ち受けているのでした。
篤太夫(吉沢亮)は水戸の武田耕雲斎と藤田小四郎率いる尊皇倒幕攘夷派である天狗党の討伐のために、一橋慶喜とともに京をたち挙兵しますが、天狗党は撤退したために戦うことなく初陣が終わるのでした。
老中田沼意次の子孫である田沼意尊は容赦なく弾圧し、天狗党が一橋家に取り込まれれば、幕府を倒す火種となる可能性を恐れて武田耕雲斎と藤田小四郎を始め352人を処刑します。
一方、かつて篤太夫と成一郎と仲間であった真田範之助は水戸天狗党に一回は加わりますが、どうやら途中で離脱したみたいです。天狗党の衰退を見ておそらく脱退したのでしょうね。。 しかし、その後江戸に隠れていたのですが新徴組(新選組の江戸バージョン)に見つかって処刑されてしまったみたいです。悲しい。。

②篤太夫の出世

篤太夫は雑用係から脱却し、小十人という役職に出世します。黒川嘉兵衛から余計なお世話を焼いて愛人を持つように進めてきますが、篤太夫はこれを断ります。いいぞ!篤太夫!拍手 これにより、篤太夫は信用を得るのでした。(けど篤太夫はその後たくさん愛人を抱えることになるんですけどね。笑 この時点では断っていますが。)

 

③小栗忠順の登場

小栗忠順(武田真司)が登場します。この方は、日本で初めて世界一周した人物になります。なのでとんでもない経験と知見を持っているのです。ワシントン造船所のねじを見せて、熱意を持って幕府を変えていこうとしていきます。ちなみにこの小栗忠順は会社いわゆるカンパニーを最初に作ろうとした人物でもあります。しかし、この小栗は幕末の動乱に巻き込まれて闇に葬られ、消えていってしまうのです。何とも切ないですね。生きていたら篤太夫こと渋沢栄一と並んで日本資本主義の父と言われていたかもしれないのに。。

④篤太夫、新たな兵の招集

出世した篤太夫は、この時の一橋家の領地は関東、泉州、摂州、播州、備中と5つありましたが、京都の禁裏御守衛総督の兵士があまりに少ないのではと考え、各地の兵士を招集しようと提案するのでした。そして、志願者集めに備中に向かいます。しかし、なかなか招集が上手くいかず「なぜなんだ」と篤太夫は悩みますが、実は備中の代官が策を巡らしていたのでした。面倒な仕事を増やすのを嫌がった代官が手を回していたのでした。
篤太夫は埒が明かないので地元の剣術家、学者、漁民らと交流します。手を回していた代官でしたが、村の人たちの信頼を得た篤太夫は200人ほどの村人達、兵士たちが集ることになりました。

 

⑤慶喜への提言

新たな兵の招集というミッションに成功した篤太夫は、いわゆる『士魂商才』を慶喜に提言します。
「小四郎様たちは忠義だけを尊び、懐を整えることを怠った。両方なければダメなのです。懐を豊かにし、その土台を頑丈にする。そのような御用こそ己の長所でございます。」と篤太夫は慶喜に言い、慶喜は「渋沢よ、ならばやってみよ。そこまで申したのだ。おぬしの腕を見せてみよ。 」と答えるのでした。
こうして慶喜の信頼を得た篤太夫はこの後どんどん一橋家の財政を改革し、一橋家をより強くしていくことになっていきます。

 

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