イチローがもし社長だったらどんな会社を作る？全力回答14/42本①

僕が小学生の頃から大好きなイチローさんがもし会社を作るならという質問に対し、実に42個の回答をしております。今回はそんな回答からQ.1～Q.14の14個の回答についてご紹介したいと思います！
続きのイチローがもし社長だったらどんな会社を作る？全力回答14/42本②についても是非ご覧になって下さい！

Q1.会社を作るとしたらどんな社名にしますか？
A1.株式会社263
数字が好きなんですよ。僕を象徴する数字は51とか200とか細かい数字で言うと3089。これはメジャーでのヒット数。4367というのは日米合わせた数字。262というのはワンシーズンでのヒット数。この中でもう一度18歳から野球を始めて絶対無理なのは262。あとはクリア出来ると思う。それを超えて欲しいという意味合いで。

Q2.会社を作るとしたらどんな業種・事業をやってみたいですか？
A2.誰もやっていないこと。
ないです。全然浮かばない。一から何かを作り上げる能力が全くなくて、、

Q3.会社の経営理念はどのようなものにしますか？
A3.非常識を形にする。
絶対に出来ないことを、やり遂げてきたという意味で、アメリカで、出来るはずがないということも含めて、人が決めることじゃないと非常識と言われたものを形にしたいというか、
一つの例として残したい。こんな参考例があると。

Q4.どんな雰囲気やデザインのオフィスで働きたいですか？
A4.ワクワクするオフィスをポケットマネーで作る。
小さい頃から野球場に行くのがワクワクする。
あの感覚を仕事に向かう時に欲しいんです。
職場に向かう時に憂鬱になりたくない。ワインセラーがあったり、ジムがあったり、今の僕だったらゴルフのシミュレーション。僕は試合中でも結果が出ない。次守備から帰ってきて次の打席まで時間があるとき裏でずっとマシンをしていたんです。それでストレスが抜けていくんです。それぞれにあると思うので職場でそれができたらいい。新しい会社を作るときにそこになかなか資金を注ぎ込めないので、それは僕のポケットマネーでやります。

Q5.社員数は何人くらいが理想ですか？
A5.少数精鋭。
これはもう少数です。社員の顔が全員見えるくらいの。いきなり大きな会社はもちろんできないですし、やっぱり小さいところからどうなっていくかという。その変化というか、成長です。それは感じたいので、もしやるとしたら。
いきない大きいというのはないです。

Q6.どんな服装で働く会社にしますか？
A6.スイッチが入る制服。
服装はその人の今の状態を表すものでもあると思うので、今は私服でカジュアルにという会社も多いですね。でも私服で来るとスイッチが入れられない。家から来ている状態なので僕はあまり好きではないんです。あらゆるところで僕はスイッチを入れたい。ヒットを打って一塁に出ます。ここのエルボーパッドを必ず外します。それでここのエルボーパッドを必ず外します。もう一個やることがあるんです。手首の手袋、バッティンググラブのマジックテープの部分があるのですが、これを一旦外します。で、もう一回付けるんです。それはなぜかというと、今打つことに集中してきた、それで塁に出た。次走塁しなくてはいけない。そのバッティングから走塁に切り替わるそのスイッチなんです。小さいことでもそれが可能なので。会社に来たら制服に着替えるというのは僕は好きです。

Q7.これだけは外せない社食のメニューはありますか？
A7.ビーフを抜いたビーフカレー。
これは皆さんが想像しているとおりなんじゃないですかね。ビーフを抜いたビーフカレーです。ルーだけしか見えない。野菜とかいろんなものが入ってますけど。それは溶けてなくなっています。野菜とかジャガイモとか感触が日によって違う。野菜とか具材の状態によっても違う。でも溶かしてしまえば同じなんです。安定してほしいんです。

Q8.どんな福利厚生を作りたいですか？
A8.最初は厳しめ。(社内恋愛も推奨しないし、近くに住む手当ても出さない。)
－恋愛推奨をする会社もありますがそれは？(インタビューアー)
恋愛をしていてくれたらいいんです。問題は別れた後です。それを考えるとなかなか恋愛推奨はできない。そういう理由で推奨は出来ない。
－家賃保証を出す会社もあるんですがそれは？(インタビューアー)
僕はある程度距離があった方がいいんです。会社とは。だから寮に住んでいた頃はそこがきつかったです。寮に帰って食べるのではなく、僕は一回三宮(神戸)まで出て、20～30分かけて出てご飯を食べて寮に戻るという生活をしていた。家まで会社から近いと整理出来るものも出来なかったり、一日の組み立てが出来なかったり、いい距離ってあると思います。近ければいいというものでは僕の感覚ではないです。

Q9.働き方改革についてどう思いますか？
A9.メリハリが大事。
僕は無理できるうちに無理をしろと思います。だっていずれ無理できなくなりますから。体力がなくなってくるので。人も休んでいる、自分も休んでいるという状態があまり好きではありません。人が働いているのに自分が休んでいたらちょっと気持ちいいじゃないですか。僕は、2月1日は絶対にゴルフと決めていた。(2月1日は日本ではキャンプの初日)人がこれからやらなきゃいけない日に自分はゴルフしているというのが最高に楽しくてその日だけは僕は練習はしないと決めていたんです。
－仕事と休みのバランスというのも若い子はすごい意識している人が多いですがそれは？(インタビューアー)
怖いですね。やっぱり厳しい時間をどこかで設けたい。それがこれまで入社するまでなかったとしたら、入社して何年かはその時期にあてたいです。それがなしでずっと緩いままは怖いです。

Q10.社員の残業についてどう思いますか？
A10.場合による、朝は遅め。
残業した分それだけの成果があるなら出します。成果が大事です。それは。あとは家にいたくない理由とか。そういうのがあるならちょっと話聞くよぐらいで、それをちょっと残業にあてますよぐらいは、話は聞きます。
－そこは優しいんですね。(インタビューアー)
アメとムチなんです。
－どっち型ですか、朝早か朝遅かあるんですけど？(インタビューアー)
朝は遅い会社です、うちは。僕は朝が苦手なんです。

Q11.飲みニケーションは推進しますか？
A11.各種、お酒そろえます。
飲めない人に推進はしないです。もちろん。でも確かに一緒にお酒を飲むと距離がグッと縮まるというのはあるんです、実際。僕は好きです。好きですけどそれは結果としてそうなりたくて目的ではないんです。飲みたい人は社長室に各種お酒そろえてますから。アメとムチです。

Q12.社員の副業はOKにしますか？
A12.社長の目を盗んで。
本業を邪魔しなければいいと思います。ただ副業が本業になってしまったら困りますけど。邪魔しなければ大丈夫です。
－それはどうチェックしましょう？(インタビューアー)
そうか、そうすると僕は社員と同じように会社に行かないと、分からなくなってしまう。観察してないとダメですからね、あ、大丈夫です、今は。カメラでのぞいていますから。そこはリモートを使います。

Q13.リモートワークについてどう思いますか？会って話した方がいいと思いますか？
A13.熱量が大事。
リモートワークで出来るものは、どうしてもやってかなくてはならない流れにはなるでしょう。それは理解できます。僕は出来れば人と会いたいので、それは、会議は実際に会ってやりたいです。熱量を感じたいです。リモートではなかなか人のこの辺(胸元)にあるエネルギーを感じづらいです。情熱みたいなもの。割と僕はそこを大切にしたい。
オンライン飲み会とか一回やりました。つまらいないですね。僕は人が好きなので、常に人と会っていたいです。

Q14.組織や社員が共通して行うルーティンとして設けたいものは何かありますか？
A14.緊張感のある自由。
－社長が朝礼して一言言うみたいな会社がありますけど(インタビューアー)
いらないです。だって朝行かないといけないですから。緩いように見えて実は厳しいスタンスです、僕は。だから社長が出ていって何か訓示を述べたり、その日のこんな一日にしようというのは、、彼らにとっては「そうすればいいんだ」にもなりかねないので、放っておきます。でも、放っておくと彼らはこういう感じになるんだというのは見えてくると思うんです。ダメな方に振れた場合は、そこでひと刺しいきます。ただ、いい方に振れたそれは感心するだろうし、そこで褒めます。最初は野放しです。それは見方によってはとても厳しいと思います。自由にされてる緊張感は怖いと思います。

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