【ウクライナ侵攻】ロシアが戦争を止める4つのシナリオとは!?

教養/豆知識

2022年3月26日現在、ロシアとウクライナの戦争は収まる気配がなくどんどん過激さを増してきています。
この戦争がどのような形で進みどのような形で終焉を迎えるかいくつかシナリオを考えてみました。
日本も決して他人事ではないこの戦争の行方について日本人である我々もニュースを見て色々考えることが重要ではないでしょうか。

 

ロシアが戦争を止める4つのシナリオについて
①キエフ陥落➡ウクライナ降伏
想定される最短のパターンになります。
ロシアが兵糧攻めを行うことで首都キエフからウクライナの人をいなくさせロシア側の人しかいなくなりウクライナが戦争を続けられない状態になってしまうとこれはいわゆるウクライナの完全敗北となります。
兵糧攻めは日本の戦国時代においても豊臣秀吉が鳥取城に行ったなど昔から敵陣を陥落させるために使われてきた手法になります。

 

②首都移転➡反戦ムード高まりロシア撤退
首都機能を移転して戦争を続け長期化するパターンになります。
ゼレンスキー大統領や外務省の重鎮が移動して別の場所に臨時政府を作り戦争を続ける状態です。今までの歴史を振り返っても首都が陥落しても戦争を続けるケースは数多くありました。
当初はロシアがウクライナに侵攻すると3日で陥落させられると世界は見ていましたし、ロシア軍もそう考えていたようですがウクライナ軍とウクライナ国民の抵抗が予想よりはるかにすごかったようです。79歳のおばあちゃんが銃を持っているニュースもありました。
こうして戦争が長期化するとロシア国民が反発しどんどん反戦ムードがロシア国内に広まっていき、さらに世界中で高まっていくと予測されます。こうなってしまうとプーチン大統領が失脚し、ロシアが撤退する可能性があります。これは過去の歴史を紐解いてみてもロシア革命により皇帝が処刑されるということがありましたので可能性としては十分にあると考えられます。

③アメリカ説得➡ウクライナ降伏
NATOの敗北かつ独裁主義国家の勝利という前例を作るパターンになります。
今回の戦争は大きな視野で見るとロシアvsアメリカの構図となっています。元々はウクライナがNATOに加盟するかどうかということが問題でした。ウクライナがNATOに加盟するのであればロシアはウクライナに侵攻すると宣言しておりましたが、本当にロシアが侵攻してくるとはウクライナもNATO側も思っていませんでした。現状、ウクライナ側から降参を宣言することは難しいため、アメリカ側からウクライナにNATO加盟を諦めさせるよう説得し、ウクライナが降伏するという展開も可能性はあります。しかし、これはNATO、アメリカ側の実質的な完全敗北となります。ロシアがNATOに加盟していない国に侵略した場合の成功例を作ることになります。こうなるとNATOに加盟することを諦めてロシア側につく国が次々と出てくることになってしまうことも考えられます。

 

④第3次世界大戦へ
ロシアが暴走しウクライナ以外の国に攻め込んで世界中で争いが起き第3次世界大戦が勃発するといういわゆる最悪のパターンになります。
アメリカが説得せず、ウクライナも降伏しないでずっと戦い続けた場合はロシアが暴走する可能性も否定できません。考えられる国はモルドバやバルト三国になります。モルドバはウクライナの隣にある国でNATOに加盟しておりません。バルト三国はNATOに加盟しておりますが、ロシアの隣国になります。スウェーデンやフィンランドといった北欧の国でもNATOに加盟していないため、世論がざわつき国内でパニックになっているようです。世界中のあらゆる国がNATO側かロシア側かといったかつての冷戦のように東西真っ二つに分かれ世界中の国が争いまくり第3次世界大戦が起きてしまう可能性も否定出来ません。1番怖いのは核兵器でありこれを各国が打ち合ってしまうと人類が滅亡ということも可能性が0とは決して言えなくなってしまいます。

タイトルとURLをコピーしました