【キング牧師の名言集】人は死んでもその人の影響は死ぬことはない。

教養/豆知識

前回、掲載しました【キング牧師】 “I Have a Dream” ガンディーの魂を受け継ぐ者の記事ではキング牧師の生い立ちや偉業などについて紹介しました。
今回は、それに続きましてキング牧師の名言集についてまとめてみました。その名言に対しての私自身が感じたことについてコメントしました。是非ご覧になってみて下さい!!

 

●キング牧師名言集

人は死んでもその人の影響は死ぬことはない。

良く人は2回死ぬと言われています。1つはその人が死んだという事実で、もう1つはその人が皆の記憶から忘れられた時です。しかし、キング牧師はその人の影響は死ぬことはない、と言い切っております。人の影響力の強さというものを自身の活動を通して肌身で感じてきたからこそ出た言葉だと思います。

 

心の中に夢をしまっておく場所をいつも空けておきなさい。

キング牧師と言えば、 “I Have a Dream” やはり夢がこの人にとっての生きる活力なのでしょう。

 

悪を仕方ないと受け入れる人は、悪の一部となる。悪に抵抗しない人は、実は悪に協力しているのだ。

抵抗しない者に対しての言葉、抵抗しないのも敵の味方であり、同罪だとする考え方になります。きっと自身の反黒人差別運動を通じて協力的でない者、抵抗しない人達を数多く見てきたのでしょう。しかし、このような信念の下、自分自身を鼓舞してきたのだと思います。

 

人の真価が分かるのは喜びに包まれている瞬間ではなく、試練や論争に立ち向かう時に示す態度である。

普段、口達者で頼りがいがありそうなオーラを出しといて雲行きが怪しくなるとどこかにいなくなってしまう人っていますよね。。ここぞという場面で人間の真価が問われます。自分自身も試練や逆境に逃げずに立ち向かいたいと思います。

真の平和とは、単に緊張感がないだけではなく、そこに「正義」が存在することである。

キング牧師の中で大事にしているのはやはり、”正義”。自分の中で強くて折れない信念を持つ事が大事だと訴えています。

 

ほとんどいつも、創造的でひたむきな少数派が世界をより良いものにしてきた。

世界を変えてきたのは、少数派であり、少数派こそが世界を変えることが出来るという強い思いを感じます。キング牧師にとって、多数派の意見や思想に何も考えずただ鵜呑みにしてしまうことほど怖いものはないのでしょう。

 

人生で最も永続的かつ緊急の問いかけは、「他人のために、あなたは今何をしているか」である。

人のために、何かをする。人のために、物事を考えることほど尊いものはないとキング牧師は言っています。39歳でこの世を去りますが、その若さでこの答えにたどり着いたキング牧師は短くもあまりにも太い人生を生きたのだと思います。

 

あなたが正しい時、過激になりすぎてはいけない。あなたが間違っている時、保守的になりすぎてはいけない。

常に冷静に物事を考える姿勢が大切だと感じました。「あなたが間違っている時、保守的になりすぎてはいけない。」というのは、間違っていても開き直っていいということではなく、間違いを恐れてはいけないということ、そして間違いを真摯に受け止め、次に活かすように冷静に対処することが大切であるということだと思います。

愛だけが、敵を友人に変えられる唯一の力だ。

ガンディーの非暴力・不服従の精神が宿っております。悲しいけど暴力は憎しみを生むだけだということを身に染みて感じているのだと思います。

 

人は、個人的な狭い関心事を越え、人類全体に関わる広い関心事に向かうようになって初めて本当の人生を歩み始めるのである。

人類全体のことまで考えられるかは、自身がありませんが「人生で最も永続的かつ緊急の問いかけは、他人のために、あなたは今何をしているかである。」という言葉と同じで他人のために働きかけることこそ人間として最も尊いことなのだと思います。

 

闇は、闇で追い払うことは出来ない。光だけがそれを可能にする。憎しみは、憎しみで追い払うことは出来ない。愛だけがそれを可能にする。

こちらもガンディーの非暴力・不服従の精神が宿っている言葉になります。キング牧師にとって、愛こそが人々に平和と希望をもたらすものだという強い信念を感じます。

 

最大の悲劇は、悪人の圧政や残酷さではなく、善人の沈黙である。

理不尽な差別や行動に反抗しない者、逆らわない者に対して強く批判した言葉になります。そのためには勇気を持つこと、勇気を持つために強い信念を持つことが大切なのだと思います。

疑わずに、最初の一段を登りなさい。階段の全て見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。

とにかく勇気を持って、行動に移すことが大切であるとキング牧師は言っております。

 

私たちは、限りある失望を受け入れなければならない。しかし、無限なる希望を失ってはならない。

現実に目を背けずに冷静に見つつも、大いなる希望もあるということも同時に持っておくことの大切さを訴えています。なんだか、スラムダンクの安西先生の「希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ」がフラッシュバックしてきました。

 

この世で、「本当の無知」と「良心的な愚かさ」ほど危険なものはない。

知らないこと、間違った良心ほど厄介なものはないのでしょうね。知らないことを放置していることも危険であることを改めて感じました。

 

私達には、今日も明日も困難が待ち受けている。それでも私には夢がある。

希望、夢を持ち続けること。困難があるからこそ夢が生まれるのだと思いました。困難に立ち向かうことこそが夢を追い続けることなのかもしれません。

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