大河ドラマ『青天を衝け』30話解説まとめ!(2021/10/10) ~渋沢栄一~

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この記事は渋沢栄一の『青天を衝け』30話(2021/10/10放送)のまとめになります!
(※ネタバレありになりますのでご注意ください)
まだドラマを見てない方、見落としてしまった方などこちらの記事を参考にしていただければと思います!ドラマを見てないけど気になっている方は今からでも遅くありませんので是非『青天を衝け』をご覧になってみてください!
途中色々な余談や個人的な感想を挟みますが、ご了承ください。
(前回掲載しました渋沢栄一の『論語と算盤』についても是非ご覧になってください!)

 

30話 渋沢栄一の父 (2021/10/10放送)

●あらすじと感想
①五代友厚との再会
渋沢栄一(吉沢亮)は造幣局に勤務し、新しいお金を作るために大阪に出向いていました。そこで元薩摩藩士であり明治政府とかつて関わっていましたが、明治政府を抜けて実業家となった五代友厚(ディ―ン・フジオカ)と出会います。五代は明治時代となり、使う必要がなくなった小判を溶かして金や銀に戻すといった金銀分析所を開設し大儲けしていました。幕臣として徳川慶喜を支えていた栄一は幕府を潰すことに一役買った五代を快く思っていませんでしたが、将来実業家となる男同士気が合うのでした。

②女中 大内くにとの出会い
三井の三野村利左衛門が五代と渋沢の宴席を開くことになりました。そこで栄一は、女中である大内くにと出会うことになります。部屋の中に大内くにをグッと引っ張り込むシーンは思わず声が出ませんでしたね。。この時代、一夫多妻制は容認されていたとはいえ、小さいころから知っており従兄妹であるお千代の気持ちはいかばかりかと思います。。

③廃藩置県
栄一が愛人を作っている間に明治政府は廃藩置県を全国的に決行することになります。栄一は藩札の価値を調べ上げ、さらに藩の借金の整理を明治政府が肩代わりすることによって商人に対しての反対意見を回避しました。仕事がなくなってしまった武士に対してどういう様な保証をするかも栄一は考えたのでした。しかし、薩摩藩であった島津久光は廃藩置県に猛反発するなど不満分子が各地で起こることにもなります。

 

④大久保利通の要求
元薩摩藩士であり、大隈重信を解任させて大蔵卿のトップとなっていた大久保利通は、反乱分子を鎮めるために陸軍、海軍の力を増強させるべく栄一になんとかお金を徴収するよう命じます。しかし、軍事力を強化する前にまず金の流れを見て国の準備がしっかり整ってからだとする栄一と意見がぶつかることになり、薩摩藩の方たちから栄一は敵視されることになったのでした。

⑤父 市郎右衛門の死
そんな中、父の市郎右衛門が危篤との一報が栄一のもとに来るのでした。父を尊敬していた栄一は、雨の中大急ぎで故郷である血洗島に向かいます。栄一と会った市郎右衛門はその2日後に息を引き取ることになるのでした。この時の栄一は、悲しさのあまり一晩中泣き明かしていたと自伝でも記されているようです。いやー、栄一が子供の頃の回想シーンが流れると思わず感極まりますよね。。

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