大河ドラマ『青天を衝け』19話解説まとめ!(2021/6/20) ~渋沢栄一~

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この記事は渋沢栄一の『青天を衝け』19話(2021/6/20放送)のまとめになります!
(※ネタバレありになりますのでご注意ください)
まだドラマを見てない方、見落としてしまった方などこちらの記事を参考にしていただければと思います!ドラマを見てないけど気になっている方は今からでも遅くありませんので是非『青天を衝け』をご覧になってみてください!
途中色々な余談や個人的な感想を挟みますが、ご了承ください。
(前回掲載しました渋沢栄一の『論語と算盤』についても是非ご覧になってください!)

 

19話 勘定組頭 渋沢篤太夫 (2021/6/20放送)

●あらすじと感想
①一橋の財政立て直し

渋沢篤太夫(吉沢亮)は勘定組頭に抜擢され、給料がなんと5倍になります。篤太夫は、米、硝石、木綿に力を入れていきます。具体的には、米をオークション形式にし、硝石(鉄砲の材料)の製造場の設立、木綿のブランド化をしていきます。篤太夫やはり商才がありますね!

 

②銀札の発行

篤太夫は、商売を盛んにするため、紙幣の流通に取り組むために、銀札を発行します。金と銀の産出量が足りなくなったために、補助通貨を作ることにしたのです。そして、偽札が出来ないように徹底的に信用度が高い版を作って信用度を高めていきました。素晴らしい!

③袂を分つ2人

篤太夫は勘定組頭として成一郎(高良健吾)は軍政所調役組頭としてお互いに意見が割れます。成一郎としては、「せっかく武士になったのになぜ金勘定なんかやってんだよ。それじゃあ、血洗島(故郷)にいた頃の商人と変わらないじゃないか。」と主張します。
篤太夫としては、「お金、懐事情を守るのも大事ならことなんだ。だから天狗党(水戸の尊皇攘夷派)は滅びたじゃないか。」とそれに返します。
袂を分かつ2人ですが、それぞれの道で一橋家に貢献するよう頑張ることになります。

 

④ハリーの圧力

一方、その頃幕府では小栗順忠(武田真治)は幕府の勘定奉行としてコンパニー(当時の言い方)を設立を目指しています。
薩摩藩士である五代友厚(ディーン・フジオカ)は、なんとベルギーでコンパニーを設立していました。どんどん先へ行く薩摩ですが、ハリー・パークスが港を開くように勅許を取らせようと圧力をかけてきます。
それに待ったをかけたのが一橋慶喜(草彅剛)です。公武合体を掲げる慶喜は、天皇の勅許なしに開国しようとする幕府に物申したのです。
混乱の中、徳川家茂は辞表を朝廷に提出し、そして将軍職を慶喜に譲るように願い入れますが慶喜はこれをなんとか説得して撤回させるようにします。

⑤第2次長州征伐、家茂病で倒れる
幕府が混乱しきっているため、慶喜は直接朝廷に勅許を出すように嘆願します。そして、もし勅許が通らなければ自決(腹を切る)し、そうすると一橋家の兵士が御所に攻撃することになるかもしれないと言ったのです。つまり慶喜は、朝廷をなんと脅したのです。この勇気というか追い込まれ方がすごいですね。。
これが何とか功を奏して、朝廷は兵庫以外開国するように勅許を出したのですが、慶喜は朝廷から反感を持たれてしまい完全に孤立してしまいます。
幕府は、第2次長州征伐にいきますが高杉晋作率いる奇兵隊を前にめっちゃ苦戦します。そんな中、家茂が病で倒れてしまうのでした。これにより幕府の敗北が決定的なものになります。

 

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