この記事は渋沢栄一の『青天を衝け』のまとめになります!
(※ネタバレありになりますのでご注意ください)
まだドラマを見てない方、見落としてしまった方などこちらの記事を参考にしていただければと思います!ドラマを見てないけど気になっている方は今からでも遅くありませんので是非『青天を衝け』をご覧になってみてください!
途中色々な余談や個人的な感想を挟みますが、ご了承ください。
(前回掲載しました渋沢栄一の『論語と算盤』についても是非ご覧になってください!)
●ざっくり解説まとめ(1話~7話)
~幼少期~
1話 栄一、目覚める (2021/2/14放送)
1844年、場所は武蔵国血洗島(埼玉県深谷市)、渋沢栄一(以下栄一)4歳の頃から物語はスタートします。栄一の実家は養蚕と藍玉作りを営んでいます。その農家の長男として生まれたのが栄一になります。この幼少期の栄一役の子が非常に可愛らしいです。栄一はおしゃべりで気が強く、自分の思ったことを常に主張し、いつも大人達を困らせますが、母親の愛情を一身に受けすくすくと育っていきます。
2話 栄一、踊る (2021/2/21放送)
1849年、栄一9歳の頃、父親が営んでいる藍玉作りの手伝いを始めます。藍玉作りは人に嬉しがられ、村を潤し、自分も利益を得ることが出来る非常に良い仕事だと知ります。そんな中、父市郎右衛門が代官の無理な命令に頭を下げるのを目の当たりにした栄一は「承服できん」という気持ちを抱くとともに世の中の不合理を感じます。昼は代官の命令で労役、帰ったら藍玉作りに勤しむ大人たちを元気づける為に従妹の喜作と長七郎で獅子舞を踊り村人を楽しませます。
~青年期以降~
3話 栄一、仕事はじめ (2021/2/28放送)
数年たち大きくなった栄一、ここで、成長した栄一役として吉沢亮が登場します。父とともに江戸へ行き、江戸の商人たちの勢いを見て驚きます。この江戸にて武士で後の一橋家家臣となる平岡円四郎(堤真一)と初めて出会います。不作により窮地に陥った父を助けようと栄一は父の代わりに藍葉を買い付け、見事な目利きを発揮し父に褒められるのでした。その頃、黒船が江戸に襲来。徳川家慶が亡くなり、次期将軍候補として徳川斉昭(竹中直人)の実子である慶喜(草彅剛)の名が上がるのでした。
4話 栄一、怒る (2021/3/7放送)
黒船来航により、ついに日米和親条約が締結され開港しました。栄一は、父に藍葉作りの仕切りを任され良い藍葉を育てた百姓に対してランク付けをし、藍葉作りを盛り上げる案を実行する。これが見事にはまり栄一は自信をつける。この時にも、栄一の才能が発揮されています。父の代わりに代官のもとへ行き、百姓が汗水流して一生懸命頑張って蓄えたお金を見下したように取り立ててくる代官に栄一は納得がいきません。
5話 栄一、揺れる (2021/3/14放送)
従兄である尾高惇忠(田辺誠一)から借りた本を読み、アヘン戦争の話を知り、栄一は開国した日本の未来を心配します。そのころ、栄一の姉であるなかの縁談が相手の家に憑き物がいるという理由で伯父などから反対されていました。祈祷師を呼びお祓いをするようになったのですが、栄一は「その無縁仏の出たときは、およそ何年ほど前のことでありましょうか?」と質問し、「天保3年の頃である」という答えを引き出すと、「それならば23年前のことですね」と間違いを指摘して、祈祷を信じ込むほかの家族を前にこう言った。「無縁仏のいる、いないが、はっきりわかるような神様が、年号を知らない訳はないはず。こういう間違いがあるようでは、信仰も何もまるでできるものじゃない」そう言って、祈祷師たちを追い返してしまったのです。この頃、栄一は15歳、とても肝が据わっております。この時江戸では、大地震が発生し巻き込まれた徳川斉昭の腹心である藤田東湖(渡辺いっけい)が亡くなってしまいます。
6話 栄一、胸騒ぎ (2021/3/21放送)
いとこの尾高長七郎(満島真之介)や渋沢喜作(高良健吾)とともに栄一は剣術の稽古に励みます。そして、いとこの尾高千代(橋本愛)に「お慕い申しておる」と言われ、胸が苦しくなります。栄一の初恋となるのです。渋沢喜作も千代に惚れており、「千代を嫁にもらいたい」と言っているところに栄一は遭遇してしまいます。その頃、江戸では腹心藤田東湖を失った徳川斉昭の過激な発言が目立つようになり、実子である慶喜に引退を勧められます。
7話 青天の栄一 (2021/3/28放送)
幕府は老中が亡くなり、さらに大混乱に陥っておりました。尾高長七郎は道場破りに来た真田の勧めで江戸に向かうことになります。栄一は前回、喜作も千代のことが好きであることが分かり、千代を巡って喧嘩になってしまいます。尾高惇忠と藍売りに出かけた栄一は、山道を歩きながら自分の真の思いに触れ、山頂まで登り、青天を衝くのでした。この時の映像がとても綺麗でどうやって撮ったのだろうと思いました。おそらくドローン撮影、もしくはCGだと思います。そして、山頂から帰ってきた栄一は千代に告白するのでした。
●感想
今までこのドラマをみた感想としては、渋沢栄一は、両親、従兄弟、姉、妻、そして仲間達といった暖かく理解のある人たちに囲まれ非常に恵まれていると感じました。渋沢栄一本人の努力や才能もあることも当然ですが、非常に周りの人に支えられて出世した人物ではないかと思いました!
こうした、人を味方につける生き方をすることで自分の才能をさらに発揮できるのだろうと感じさせられます!
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