これでもう安心!人前で話すときに緊張しない簡単な秘訣とは!?

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昨今、雑談力やコミュニケーション能力を上げる本が非常に人気があります。コロナ禍で人と人との関係が希薄化している世界で改めて人と人とのつながりが重要であると感じていることの表れではないでしょうか。
コミュニケーションが苦手な方、コミュニケーションが上手くなりたい方、あるいはコミュニケーション能力が高いと思っている方、色々な方がおられると思います。私自身、あまり人前で話すことが得意ではありません。私のように人前で話すのが苦手な方、中には人前で話すときに猛烈に緊張してしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで、コミュニケーション戦略研究家の岡本純子さんという伝説の家庭教師がいることを知りました。その岡本さんの記事<プレゼン「人前で緊張しない」簡単すぎる3秘訣(東洋経済)>では、人前で話すときにもう緊張しなくてよい秘訣について教えてくれております。その秘訣について簡単にご紹介したいと思います!

~岡本純子さん~
日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチングに携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた方であり、その実績から”伝説の家庭教師”と呼ばれております。

 

●岡本さんの言いたいポイント

①スイッチ切り替えのきっかけになる『おまじない』をつくる!
②目の前の人は『敵』ではないと思い込む !
③語尾を問いかけ調の『か』か『ね』に変えてみる!

 

●要旨
アマンダ・ゴードンさんのスピーチから岡本さんは人前で緊張しない話し方のコツを教えてくれております。アマンダ・ゴードンさんとは、弱冠22歳の女性詩人で1月20日に行われたアメリカ大統領の就任式で、バイデン新大統領と同様に、もしくはそれ以上に注目を集めた人物になります。
話し方の天才に見えるアマンダ・ゴードンさんも、実は20歳ぐらいまで”R”の発音ができないといった言語障害があったことで非常に苦労しましたが、努力して今では見事に克服しています。しかし、彼女も本番前には必ず「緊張を和らげるおまじない」を唱えるそうです。そのおまじないとは、「私は、黒人の物書きたちの娘。鎖を解き放し、世界を変えた自由の戦士である彼らの血を引く。彼らが私を呼んでいる」というおまじないになります。
そんな彼女の話し方をヒントに、プレゼンやスピーチなど人前で話すときに緊張しない秘訣の紹介します。

 

-アメリカ人も実は人前で話すのは苦手!?
・人前でのスピーチが得意そうなアメリカ人でさえ、「Public speaking(人前でのスピーチ・演説・プレゼン)は苦手」と考える人は少なくない。ある調査によると、アメリカ人が最も恐怖に思うものナンバー1がパブリック・スピーキングとのこと。
・アメリカ人は人前で話す緊張を、どうほぐしているのか。その1つが、「おまじない」や「ルーティーン」である。自分なりにスイッチを切り替えるきっかけを作り、緊張を和らげている。多くのスポーツ選手が、本番前の独自の「ルーティーン」を持っているが、そうすることで、緊張を緩和し、「ゾーン」と呼ばれる究極の集中状態に入っていけるのである。
・岡本さんの場合、脳内に「電気のスイッチ」をイメージし、意識的に「オン」にするシーンを思い浮かべるようにしている。

 

-人前で緊張するのは当たり前の本能
・そもそも、人前で緊張するのは人として当たり前の本能であり、知らない人、つまり敵に囲まれたとき、人は本能的に生命の危機にさらされていると感じ、緊張感・恐怖心にとらわれる。よって、今、目の前にいる人たちは『自分の敵』ではないと脳に思い込ませればいい。
・聴衆に手を差し伸べ、バーチャルな握手を交わし、目の前の相手が敵ではないという信号を脳に送る。そのためには、プレゼンは「モノローグ、ひとり語り」ではなく、「対話、言葉のキャッチボール」と心得ることが重要である。
・もともとプレゼンが非常に苦手であった航空会社を立ち上げたイギリスの有名な起業家バージン・アトランティックさんはプレゼンの際は、会場にいる友達と『おしゃべり』をしているだけと考えるようにした。一人一人との対話の積み重ねであると思うようにすることが重要である。

 

-池上彰さんとジャパネット高田明さんの問いかけ話法
・問いかけや質問は聞き手を巻き込むことで、ただ読み上げているだけのプレゼンより、ぐっとライブ感、一体感が高まる。その問いかけ話法が得意なのが、ジャーナリストの池上彰さんとジャパネットタカタの高田明前社長である。2人の話を聞いていると、「でしょうか」「ですよね」と、問いかけ調がとても多い。
・人前で話すときには、語尾を”か” か “ね”にすることを意識することで自然と孤独な独り言を、聞き手との双方向の対話(キャッチボール)に変えることができ、緊張も和らげることができる。
・日本人が人前で話すとき、まるでマウンドに立って、黙々とただ投げつづける孤独なピッチャーになっている状態か壁に向かってひとりボールを投げ続ける『壁当て』の状態かどちらかになりがちである。一方通行で、最初から最後まで、疎外感を覚えたままである。

 

●感想
この記事を読んでまず驚いたことは、人前で話すのが得意そうなアメリカ人でさえスピーチは苦手であり、最も恐怖に感じるもののひとつであるという内容でした。しかし、おまじないなど自分なりにスイッチを切り替えるきっかけを持つ努力をしているということも知ることが出来ました。やはり、苦手なものを克服するために努力するというマインドがまず重要であることを感じました。また、人前で話すのが苦手である私でも次から簡単に取り組めそうな「一人一人と会話(キャッチボール)をするイメージを持つこと」、「そのコツは語尾を”か” や “ね”にすることを意識する」というもので目からウロコの情報でした。

 

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