【マイナースポーツだけど面白い!】ハンドボールの魅力について

スポーツ

高校から大学までハンドボール部に所属していた私がその魅力について紹介したいと思います。
日本ではマイナースポーツですが、意外にも周りでハンドボールをやっていたという方が結構多くいます。いわゆる”隠れハンドボーラー”です。と勝手に呼んでいます。笑
マイナースポーツだけにこうした”隠れハンドボーラー”を見つけるとすごく親近感が湧きます。
日本ではマイナースポーツですが、ヨーロッパではメジャースポーツでドイツでは国技となっております。
そんなハンドボールについて簡単に紹介していきたいと思います!!

 

●ハンドボールを始めた経緯
まず、私がハンドボールを始めた経緯についてどうかお付き合い頂きたいと思います。
私は高校からハンドボール部に入ったのですが、中学では野球部に所属していました。野球からハンドボールに変わった経緯は、野球が好きじゃなくなったからというネガティブな理由になります。小学校の放課後に友達とする草野球が大好きでその流れで中学で野球部に迷うことなく入部しました。しかし、野球部と草野球は全くの別物です。草野球と違い野球部の場合、まずボールを触るまでに1時間くらいアップがあります。全然ボールに触れません。また改めて感じたのは、結局、野球はチームスポーツではあるのですが、ほぼ個人スポーツと言っても過言ではないです。スタメンで出場していても自分の出番(打順や守備)が来ないとなかなかアピールすることができないのです。試合ではピッチャーやキャッチャーが大変で、他のポジションの人は全然疲れません。何が言いたいのかというと野球に対してディスる気持ちは一切なくて、要するにただ自分には向いていなかったとこの中学の3年間ではっきり分かりました。
こうしてもう野球を続けようという気持ちがなくなった私は、依然としてまだ何かスポーツをやりたい!球技をしたい!という気持ちは残っておりました。そこで、バスケやバレーやサッカーなども考えましたが、”球を投げたい”という気持ちがあったので、何かないか探していた時にハンドボールに出会いました。ハンドボールは思う存分投げられるスポーツ!ということで高校からハンドボール部に入部することになりました。ハンドボールの魅力については、以下に述べますが、とにかく試合に出れば活躍のチャンスや場面が豊富にあります。また、展開がめちゃくちゃ早く、そしてボールを持っていない人の動きも非常に重要になるので試合に出ている全員があらゆる局面で大切になります。いわゆる本当の正真正銘のチームスポーツだと言えるでしょう。

 

●ハンドボールの魅力とは
①投げる、跳ぶ、走るの集大成!
これは宮崎大輔選手も言っていましたが、まさにこの3要素が詰まった競技だと思います。身体能力がものすごく重要になるので、運動神経に自信がある方はまず間違いなく活躍できると思います。

②スピーディな展開!
非常にスピーディーな展開なので、GKの出番もサッカーよりもおそらく全然多いと思います。そのため、ハンドボールはキーパーがものすごく重要なポジションになり、キーパーで勝敗が8割決まるあるいはそれ以上と言われております。

③迫力がある接触プレー!
ハンドボールは激しいコンタクトが許されたスポーツです。ラグビーほどではありませんが、正面からであれば強いディフェンスが許されています。またポストというポジションは一番激しいコンタクトプレーが多いため、フィジカルが強い選手が求められます。

 

●ハンドボールの簡単なルール説明
ルール:
・1チームは、キーパー含めて7人になります。CP(コートプレイヤー)は6人
・基本的に前半、後半30分ずつになります。
・得点はどこから決めても全て1点。ボール保持したまま3歩まで歩いてOKです。(バスケより1歩多くても良いです。)
・3秒ルールというものがあり、ドリブルせずに保持出来る時間は3秒になります。
・危険なプレーが出ると、サッカーのように警告としてイエローカードが出ます。
イエローカード2枚で2分間退場。4枚で失格としてその試合に出ることは出来ません。
・CPは、6mライン(実線ライン)というエリア内に足を踏み入れることは出来ません。
シュート時に空中であればエリア内に入ることは出来ます。
・9mライン内でディフェンスファールとなった場合は、近くの9mライン(点線ライン)からオフェンスはスタートします。
・シュート時にディフェンスに反則があった場合、サッカーでいうPKのような7mスローが与えられます。

 

●ハンドボールのポジションについて

ではそれぞれのポジションについて説明していきたいと思います。
左利きの人は右サイド、右45になる可能性が高いです。

キーパー:
反射神経がいい人が向いています。さらに体が大きいとそれだけで武器になります。

ポスト:
ハンドボールの中で一番接触プレーが多いポジションになります。体が頑丈でメンタルが強い人が向いています。

左サイド、右サイド:
速攻で点数をガンガン稼ぐポジションなので足が速い人が向いています。小柄な人にもチャンスがあるポジションです。

左45、右45:
ロングシュートが多いポジションになります。とにかくシュート力がある人が向いています。シュート力があって背が高いとさらに重宝されます。

センター:
視野が広い人が向いています。どこにでもパスを送れるパス能力も必要になります。強豪校や海外でも背が低い人がやっていることが多いのでチャンスがあります。

 

●日本の現状
日本は近年どんどん強くなってきています。最近2021年のエジプトで行われていた世界ハンドボール選手権では順位は19位ではありましたが、24年ぶりに予選を突破してメインラウンドまで進みました。カタールには惜しくも負けてしまいましたが、アンゴラやバーレーンに勝ちました。しかも、ヨーロッパの強豪クロアチアに引き分けでした。昔は10点差以上で負けていたので相当強くなってきています。
東京オリンピックでも日本は活躍すると思いますので、是非チェックしましょー!!

 

●有名人
ハンドボール経験者は実は以下のように錚々たる方達がいます。
イモトアヤコ、東国原英夫、所ジョージ、寺島しのぶ、加藤晴彦、北原理恵、フェフ姉、内藤大助、蓮舫、ザブングル加藤、西村和彦

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